DNSの脅威がサービスを停止させる前に阻止しましょう

    LogicMonitorのネットワーク監視機能は、DNSの異常、不正なレコード変更、トラフィックの急増に関するリアルタイムのアラートを提供するため、攻撃によってサービス停止が発生する前に対応できます。

    DNSSECとは何ですか?また、どのような脅威から保護してくれるのですか?

    DNSSEC(ドメインネームシステムセキュリティ拡張)は、DNSに暗号認証を追加する一連の仕様です。DNSSECは、DNSレコードが正当であり、権威サーバーとクライアント間で改ざんされていないことをリゾルバが検証できるようにすることで、キャッシュポイズニングや中間者攻撃など、DNS応答の偽造に依存する攻撃から保護します。

    DNSSECの信頼チェーンはどのように機能するのですか?

    DNSSECは、ルートゾーンから下位ゾーンへと信頼の連鎖を確立します。各ゾーンは自身のレコードに署名し、親ゾーンにDS(委任署名者)レコードを公開します。リゾルバは、信頼のアンカー(リゾルバに事前設定されているルートゾーンの公開鍵)からDNS階層の各レベルを経て、クエリ対象のレコードまでこの連鎖をたどることで、署名済みのレコードを検証できます。

    DNSSEC署名とDNSSEC検証の違いは何ですか?

    DNSSEC署名は権威ネームサーバー上で行われます。ゾーン管理者は秘密鍵でDNSレコードに署名し、対応する公開鍵(DNSKEYレコード)を公開します。DNSSEC検証はリゾルバ上で行われます。リゾルバは公開された公開鍵を使用して、受信したレコードの署名を検証します。DNSSECがエンドツーエンドの保護を効果的に提供するには、両方の側が適切に設定されている必要があります。

    DNSSECを実装する際の主な課題は何ですか?

    DNSSECにはいくつかの運用上の課題があります。署名レコードと鍵レコードによってDNS応答のサイズが大幅に大きくなるため、断片化とTCPフォールバックへの注意が必要です。鍵管理においては、鍵のロールオーバー中にサービスが中断しないよう、綿密な計画が求められます。また、DNSSECはDNSトラフィックを暗号化するのではなく認証するだけなので、プライバシー保護のためにはDNS over TLS(DoT)またはDNS over HTTPS(DoH)が引き続き必要となります。

    デントン千倉著

    テクニカルライター