ページが実際に準備完了したタイミングを把握しましょう

    読み込みが完了しているように見えても、実際には操作できないページはユーザーを苛立たせ、離脱率を高めます。LogicMonitorは、実際のユーザー体験を反映するTTI(読み込み完了までの時間)やその他のパフォーマンス指標を追跡するのに役立ちます。

    TTIを遅くしているスクリプトやリソースを特定するにはどうすればよいですか?

    まず、LighthouseやWebPageTestなどのツールでラボテストを実行し、メインスレッドで長時間実行されるタスク、大きなJavaScriptバンドル、レンダリングをブロックするリソースを探します。TTIの前に実行され、ウォーターフォール図で長時間実行されるタスクやオレンジ色の「ブロック」マーカーとして繰り返し表示されるスクリプトに優先的に注目してください。

    私のラボのTTIは問題なさそうですが、ユーザーからサイトの動作が遅いという苦情が寄せられています。次に何をチェックすれば良いでしょうか?

    ラボでのテスト結果を、実際のユーザーから得られたフィールドデータと比較し、デバイス、ネットワーク、地域の違いに注意してください。多くの場合、問題は本番環境でのみ読み込まれる重いJavaScriptコードやサードパーティ製コード、あるいは低速なモバイル端末でのみ読み込まれるコードにあります。こうした問題は、実際の使用環境をプロファイリングすることで明らかにすることができます。

    全面的な設計変更を行わずにTTIを改善するために、最も迅速に行える変更点は何ですか?

    重要度の低いJavaScriptの実行を遅延させ、画面外の画像を遅延読み込みし、容量の大きいサードパーティライブラリを削減または置き換えることを優先してください。これらの変更により、メインスレッドのブロッキングとネットワークオーバーヘッドが軽減され、ユーザーは主要なUI要素をより早く操作できるようになります。

    TTIはどのくらいの頻度で追跡すべきですか?また、他にどのような指標を併せて監視すべきですか?

    TTIをINP、LCP、TBTなどの指標と併せて継続的に監視することで、ページがインタラクティブになるタイミングと、継続的な入力に対するページの反応の両方を把握できます。これらの指標をまとめて監視することで、技術的な変更がエンゲージメント、直帰率、コンバージョンに及ぼす実際の影響を長期的に容易に特定できます。

    デントン千倉著

    テクニカルライター